代表者プロフィール
代表行政書士 佐久間毅
慶應志木高等学校、慶應義塾大学法学部を経て、証券会社に入社。
長野県松本支店の営業マンとして、社会人生活をスタートいたし
ました。
支店の責任者が雪国出身の大変厳しい方で、気温マイナス13度
の極寒の中、コートを着ずに営業をしてまわり、あまりの寒さに
公衆トイレで暖をとったことなど、今となってはとてもよい思い
出です。
その後、東京本社に転勤となり、総務部、総合企画部、ファンド
事業部等で研鑽を積みました。
企画部時代は、個人情報保護法施行に伴うプロジェクト責任者、
証券仲介業導入の実務レベルの責任者、ファンド事業部のバック
オフィス責任者など、数多くのやり甲斐のある仕事を多く任せて
いただきました。
しかし、元来、スペシャリスト志向であったため、都内大手司法
書士事務所に転職。裁判実務、登記実務の経験を積みました。
障害者手帳をもらえないほどの軽度ではありますが、軽い障害を
もって生まれた影響もあり、幼い頃から社会的マイノリティの側
に立つメンタリティを養いました。
また、高校生の時に米国コロラド州でホームステイをさせてもら
った家庭にとても良くしていただいたため、日本に在住する外国
籍の方のお役に立つことで、少しでもご恩返しができればと考え
ております。
学生時代、当時上智大学で教鞭をとられていた国際法の権威、山本
草二教授の講義に(単位にならないにもかかわらず)通いつめて
以来、一貫して国際法務を学び続けてきました。
外国籍の方にとって、日本は異国の地であり、文化・習慣・言語、
さまざまな点で困難な場面に直面されることと思います。とくに
法律は、日本人であっても読みこなし理解することが大変むつか
しい分野です。
行政書士は、昔、代書人と呼ばれる職業でした。弁護士が代言人
と呼ばれていた時代の話です。日本人の識字率はその後向上し、
いまや本来の意味での代書人を必要とされる場面は大幅に減っ
ているようにも思われます。
しかしながら、外国籍の方にとって、日本語で記述された法律を
理解し、ご自身の権利を主張し、行政に許可を求めて申請するこ
とは、今なお困難な事業であり続けています。
私は、代書人としての行政書士の役割は、日本語でのコミュニケ
ーションをフルエントに行うことができない外国籍の方をサポー
トさせていただく活動を典型として、今日でも重要な意味をもっ
ていると確信しております。
日本は法治の国家です。行政書士にお任せ頂いても、黒のものが
白になるわけではありません。しかしながら、白のものが常に白
とすんなり認められない場合もあるのが現実で、外国籍の方がご
自身の正当な権利を主張する際に、アルファ・サポート行政書士
事務所が、少しでもお役に立てれば、と願ってやみません。
そのためには、私自身が日々、法律の勉強と情報の収集に励み、
その成果を皆さまに享受していただかなければなりません。その
努力を今後とも続けていくことを、皆さまにお約束いたします。